素材、質感、色、サイズなどさまざまな和紙から、それぞれの用途、技法にあった和紙を吟味し、引き染めや浸し染め、ぼかし染めなど様々な染色技法を用いて、1枚1枚を微妙な色の濃淡で染め上げていきます。

そこに使われる染料は、柿渋や墨などの天然染料をベースに何種類もの染料を組み合わせることで、あたたかでやわらかく、また手加工のぬくもりを感じる味わい深い色合いです。